ハチミツコード改

はにこの多肉植物とか、好きなものとか、日記。

Talkin Rock Fes 2011 @なんばHatch


Talkin Rock Fes!2011行ってきました。正直行くまでは「andymorithe pillowsだけで十分ですよ」だったんだけど結果的にどのバンドもとても楽しめたので行ってよかったです。
すごい最後尻切れトンボに終わってるけどまあ読んで納得してください。
ピロウズなら無条件に最高評価つけられるはずだったんだけどちょっと今回はそうでもないかも。



一番最初にトーキンロック(←口に出して言いやすいのでこの表記)の吉川さん(ついったでピロウズの事をビロウズとかいた吉川さん)が前説しに出てきました。ようしゃべるおじちゃんでした。愉快なおじちゃん。このゆるくて気楽な感じ、キャピタル祭りと同じ感じだなーと思ったけど、キャピタルのかじくんよりしゃべり上手でしたね。吉川さんのキャラクター、好きです。なんか上から目線みたいになったな。


この日はやっぱりBBB目当ての人が一番多かったのかな、若い人がとても多かったのです。中学生ぐらいの人が多かった。あとマッシュルームみたいなきのこみたいな髪型の人も多かった。あとおしゃれさんがとても多かったですね。みんなそんなんでモッシュゾーン行って大丈夫か!ぐらいの勢いでした。いつものワンマンの時とと明らかに雰囲気が違うフロアにビビり散らかすピロウズファン数名(笑)。


■ねごと
とてもかわいらしい女の子4人組のバンドでした。勿論存在は知ってはいたけれど、パッと見た感じで好きになれなさそうだなーと思って聞かず嫌いしてたのです。が、実際は思ってた以上にしっかりした演奏力(テクニックも!)で、ガッツリ演奏してたのでびっくり。その中にも絶対的なかわいらしさは存在してて、ベースの女の子の演奏が好きだなあと思いました。MCちょっとすべり気味?やったのすら微笑ましいよ・・・いいなかわいい女の子いいなあ・・・。人差し指を立ててクルクルしてるのもかわいかった。一番最後の曲は聞いた事あるなあと思ってました。本人たちはどう思うかはわからないけれど、なんせ「ゆるふわバンド」て感じ。自分たちの武器って言うか、女の子の強みを全開にしたバンドだなって。あの雰囲気は絶対女の子じゃなきゃ出せないと思います。最後は全員でキチンとお辞儀しておわり。機会があればまた見たいなあと思います。



andymori
ドラムがヒロキから岡山さんになって初めてのライブ。CDで聞いて、ドラムに重量感が出たことでそもそものandyのイメージからは少しかわったなあとは思ってたんですが、ライブでは気にならないどころかとてもよかった!二代目ドラムさんも「気づいたら脱いでる」系の人(?)だったので爆笑。andyのドラムは代々脱ぎたがりなんか・・・!(だってヒロキもCity LightsのPVで思いっきり脱い
でたやん・・・)(脱いだっつーか全裸やん・・・)


ナツメグからの始まりでした。なんだろう、詩を朗読しているような、メロディーがあってないような、そんな歌。あれは壮平くんにしか歌えない歌だと思う。なんだろうな、壮平くんの歌ってちょっとブルースに通ずるものがあると思います。カントリーとかブルースとか、そう言う系。「ロック」てくくりにするにはあまりにも繊細で詩的すぎるって言うか。これは勿論いい意味で、です。初めてワンマン行ったときに感じた「コインロッカー・ベイビーズのハシみたい!」って気持ちは、そういう所から沸いたのではないかなあと思いました。この日も勿論「やっぱりハシみたいだなあ」って思ったし、そう思えたことがとても嬉しかった。勢い任せで流れてしまうメロディーも丁寧に歌う声もすごくよかった。ほんとに。
なのでこの日のベストアクトは私の中ではandymoriです。


壮「Talking Rock Fes、ですね!・・・トーキングロックフェスだよ、ひろし。」
寛「うん・・・」
壮「・・・うん、語ろう」
寛「語るの?何を?」
壮「・・・新喜劇を、語ろう」


会場が笑いに包まれたwwwアンディの皆様、前日に花月に行ってきたそうで。ベッタベタやな!!て思うのはやっぱり関西人だからでしょうかw


寛「僕は・・・今別府さんにすごく感銘を受けました」→会場「ああー・・・(あの人か、みたいな空気)」
壮「今別府さんてどの人だっけ」
寛「あの、赤ふんどしでアホーって言われたら出てくる人・・・」→会場から笑いが漏れる
壮「へえ・・・あ、僕は・・・やっぱり小薮さんかなあ」→会場「ああ〜!(わかるわかるーみたいな)」
健「俺も小薮さんかな・・・」
寛「・・・今別府さんかなあ・・・」


ヒロシ!お前どんだけ今別府好きやねん!!って思いっきり突っ込みいれたかったですね。友達と一緒にフロアの一番後ろで快適に踊ってたんですが、ユートピアの歌いだしで会場の一体感がすごい高まったように見えた。ぞわーってしました。この曲は本当に幸せな歌だなあと思います。


バンドを組んでいるんだ すごくいいバンドなんだ
みんなに聴いて欲しいんだ バンドを組んでいるんだ


壮平くんはバンド活動好きなんやろうな、と。まっすぐで素直すぎる歌詞にちょっと泣きそうになります。壮平君のビジュアル的に、昔のさわおさんを見ているような気分にもなっちゃうなあ。でも壮平くんは壮平くん。335の大きめなボディを抱えるようにして演奏する姿は、平和を好むヒッピーのようでもあり、ロックに魅了されたギター少年の様でもありました。スーパーマンでちょけ散らかしてしまいました。スーパーマン!スーパーマン!スーパーマンにーなりたいー!
て言うか、一番後ろで踊ってたのに汗だくってどういうこと・・・?


「投げKISSをあげるよ」ではうっかり半無き。壮平君の"大丈夫ですよ、心配ないですよ"って言葉はさわおさんの"何も不安じゃない"って言葉に匹敵するぐらいの安心感があるのかもしれないな。最後はまさかの「すごい速さ」!全力で \ラララララララー!/しましたよね・・・本当にライブではすごい速さなので、一瞬で終わってしまいました。9月のZeppワンマンいきたいなああああああいきたいよおおおおお!(いけないの)


01.ナツメグ
02.グロリアス軽トラ
03.ベンガルトラとウィスキー
04.Peace
05.1984
06.ユートピア
07.スーパースターになりたい
08.革命
09.everthing is my guitar
10.投げKISSをあげるよ


Base Ball Bear
ある程度音源を聴いてはいたんだけど、いまいちピンと来なかったんだよね。「うーん・・・?」て感じだったのですが、ライブはとてもよかった。音源と全然違うやん!て思いました。思ってたよりずっとよかった。ボーカルさんの声がええ声でした。ベースが女の子ってかっこいいな。新曲がちょっと好きな感じでした。すごく盛り上がってましたね。新曲て言うてはったのがちょっと好きやなと思いました。


the pillows
4月以来のピロウズ!4ヶ月も待たせやがってーっ!!なんやかんやでさわおさん前2列目あたり。KELLY'S DUCKかかったとたんテンションぶわー上がりましたね。さわおさんは緑色のTシャツ着てはりました。すいませんがさわおさんしか見ておりません(いつもどおり)。


えっと、いきなりこんなん言うのもアレなんですけどね、えー、今まで見たピロウズのライブの中で一番残念でした。いや!違うんだ!ピロウズは悪くないんだ、いつも通りかっこよかったんだ!!ただなんか・・・PAさん、いつもと違う人だったのかな。なんかさわおさんの声とPeeちゃんのギターの音が全然よくわからなかった。ぼわぼわした音だった。さわおさんなんてMCすら何言ってるかわからないぐらいひどかったです。かなり前の方にいたので多少は聞こえにくくて当然だとはわかってるけれど、今までハッチの前のほうなんて何度も行ってるし、こんなにひどいと思ったこと無かった。


せっかくのなんばハッチだったのにな。せっかくダイナソーやってくれたのにな。ダイナソー、ほんとに最初何の曲か全く理解できなくて、どうしようかと思った。私の知らない曲なんてあったっけ!?とまで思ったんだよね・・・。まあなんでダイナソーだって理解できたかって言うとさわおさんの動きなんですけどねw


なんかすごく悲しかった。もう一度言うけど、ピロウズは全然悪くないんだよ。音が、うん・・・。まあそんなわけで皆とてもいいライブだったって言ってるけど、私はちょっと悔しかったかな。外部要因だから余計なのかもしれないね。まあそんなこともあるある。(出来るだけおもしろおかしく書いてるつもりだけど割と本気で腹立ってます)(ピロウズに関わったときの私の心の狭さは異常)でも、だからと言ってピロウズがアカンかったわけじゃない!だって1曲目からいきなりのAdviceって今までなかったよ?どういうことなのさわおさん・・・!
でもなんかやたらテンポ遅かったような(2年前ぐらいからずっと私言うてるけど)。そしてI think I can!こういうイベントで惜しげもなく昔の名曲を持ってくるさわおさん、本人談ではドMだそうですが、こっちからしたらとんだドSですよ!なんですかこのセトリは!(バンッ)対バンイベントなんやから所謂「フェスセトリ」やろうなーとか思ってたら大間違いだぜ?ですね。


the pillowsです、よろしく」 \いぇーい/
「今日はトーキングロックフェスってことで、ねごと、andymoriBase Ball Bear・・・」
ピロウズいらねえだろ!」
「なんでピロウズ呼んじゃったんだよ吉川さん、俺らいらねーだろ!!」


うん、前の日ぐらいから絶対そう言うやろうなーと思ってた!さすがさわおさん、自虐半端ないです。そんなこと言うてても、やっぱりそこは経験豊富なベテランバンド、他のどのバンドよりもロックンロールしててかっこいい・・・っ!開演前に吉川さんも言うてましたが「今日の出演バンドは、"ポップ"と言うものをものすごくきっちり理解しているバンド」なんだあと、そんなイベントのトリがピロウズなんだよなあ。嬉しいよなあほんと・・・えー・・・あー・・・うん、あーもう。


あーだめだすいません、無理。なんかこう、本来なら色々思う事あったんですけど、だめっす。書けない。音が悪かったことがあまりにもショックだったみたいですすいません。何度でも言うけど、ピロウズ自体はいつも通りだったんだよ。でも、どうしても正直消化不良です。本当に。悔しい。今日はちょっとこの辺にしておきます。次のワンマンいつだよ・・・いつも通りのピロウズが見たいよ・・・やだよもう・・・


CARNIVALの「たった一人キミは僕の味方」って歌う時のさわおさんのあの目を見ただけで泣きそうになったし、ファニバニのサビを歌わせてくれたのもいつも通りとても嬉しかったんだ。本当に音がおかしくて何が何だかさっぱりわからなかったけど、「悲しみを全部引き受けたって大丈夫!」って心臓を強く叩くさわおさんになら寄りかかってもいいかなあって思えたよ。なにがあろうと、いつだってピロウズは最高ですよ。間違いなくね。なんやかんやで私にはこの人たちが一番必要です。


01.Advice
02.I think I can
03.Mr,Droopy
04.Instant Music
05.Comic Sonic
06.Funny Bunny
07.CARNIVAL
08.この世の果てまで
09.Last Dinosaur
10.ハイブリッドレインボウ

enc
Poison Rock 'n' Roll