ハチミツコード改

はにこの多肉植物とか、好きなものとか、日記。

FLAG STAR

すごく切ない恋の歌、心中しちゃう歌と色々な人の考え方を見ていてなんとなく私も後者かなーと思いながらとある本を読んでました。毎日お風呂でちびちび読んでたんですが、ラスト10ページを読んでいて衝撃が走りました。以下気持ち悪い自己解釈と村上龍さんの「限りなく透明に近いブルー」のネタバレがちょっとあります。




本自体は暴力的なまでの性表現とか薬物の名前が頻繁に出てくるので途中ちょっとしんどい部分はあったけれど、ラスト10ページで鳥肌が立った。"巨大な黒い鳥"が出てきた。巨大な黒い鳥=主人公のリュウが見る街のことで、リュウはその鳥を殺すと言う。これはもしかして・・・。


たまたまかもしれないけどなんかすごい嬉しくなりました。タイムリー。個人的に村上龍さんのコイロッカーベイビーズを読んで色々グッと来るものがあって(ガゼルとか)この本を買ってみたんだけど、またまたニヤリとするところがありました。どちらも実はすごい前向きな話なんじゃないかなーと思ったので、フラッグスターもそういう歌なんじゃないかと思いたい・・・んだけど、どうなのかなあ。